ドライヤーって正しい使い方ってあるのかな?美容院で冷風を使ったほうがいいって聞いたけどどんな効果があるのだろう?
ドライヤーの使い方は乾かすだけではございません。美容師はドライヤーだけでツヤを出してキレイに出来る技術があります。
しかし、これは美容師だからできるわけではありません。コツさえつかめば誰だってできます。冷風はツヤを出すためにとても重要です。
「どうやって乾かせばいいの?」と思った方は、ぜひ参考にしてください。
ドライヤーの冷風はどんな効果があるの?
ドライヤーの冷風は以下の3つあります。
- ツヤを出す
- キューティクルを閉じる
- ダメージを抑える
ツヤがでる
ドライヤーの冷風を当てるとツヤがでて見た目がキレイになります。
ツヤとは髪の毛をサラサラしたような見た目になり頭の上に天使の輪っかができます。(天使の輪っかは頭の頭頂部のところに丸く光ること)
女性は天使の輪っかを出来るようになればサラサラになっている証拠です。
乾かし次第で誰でもできます。
キューティクルを閉じる
キューティクルを閉じればダメージを最小限に抑え、手触りが良くなっていきます。
キューティクルとは髪の毛の外側になります。髪の毛はキューティクルが開いていると水分が失われていき乾燥毛になっていきます。乾燥毛になると見た目がパサパサしてダメージも増えていき、手入れが難しいです。
冷風を当ててキューティクルを閉じることをすればキレイに収まります。
ダメージを抑える
冷風で乾かすことでダメージを抑えることができます。
髪の毛は熱によりダメージになります。ドライヤーで乾かすときは温風で乾かすかと思います。
最後に冷風を当てて冷やすことで余熱がなくなりダメージを抑えられることができます。
ドライヤーでやってはいけない乾かし方
ドライヤーの使い方を間違えると乾く時間が遅い、ダメージの元になることがあります。
やってはいけない乾かし方は3つあります。
- 下から乾かす
- 毛先から乾かす
- 頭皮に直で乾かす
下から乾かす
髪の毛は下から乾かさないようにしましょう。
キューティクルは上に向かって開いています。下から乾かすとさらに開き見た目がボサボサになります。
初めは下から乾かして大丈夫です。濡れた状態はキューティクルが閉じています。先に根元を乾かすためにネープ(後ろの首)を乾かさないといけません。そのときは下から乾かしましょう。
最後は冷風で上から当ててください。キューティクルを閉じてダメージも抑えます。
「ボリュームをつけたい」「ぺったんこ嫌だ」な人も、最後は上から冷風を当ててください。
毛先から乾かす
毛先から乾かすと仕上がりがボサボサになります。まずは根元から乾かすようにしましょう。
毛先→根元の順番だと毛先がオーバードライ(乾きすぎ)になります。
根元を乾かしていると毛先も徐々に乾いていきます。
根元を乾かしたときに毛先は半乾きになりキューティクルはまだ開いていません。開いていない状態で上から乾かしましょう。
もし毛先がボサボサになった仕上がりになったら直す方法があります。
スプレイヤーで軽く毛先に水を付けて上から弱風で乾かします。そうすると、キューティクルがキレイになり、ツヤがでます。
最初は根元から乾かす意識をすると、感覚で分かるようになります!
根元→中間~毛先→冷風の順番を意識しましょう。
頭皮の近くにドライヤーを当てて乾かす。
頭皮の近くにドライヤーを当てると頭皮のダメージになります。
頭皮を傷めると髪の毛が最悪生えてこなくなります。なので最低30cmは空けてドライヤーを当てましょう。
動画で見ると分かりやすい!
めんどくさくて乾かさない←1番ダメ
1番やってはいけないのが乾かさないことです。
最低でも乾かしてダメージを最小限にしましょう。
- 髪の毛にダメージが残る
- 濡れたままだとホコリが付着する
- 頭皮が息できない状態になる
- 毛先が枝分かれする
上記のように髪を乾かさないとダメになっていきます。
乾かさないことはヘアケアでは御法度です!
ロングの女性はめんどくさいですが、将来のこと考えてめげずに乾かしましょう。
正しい乾かし方
1:根元から乾かす
初めに、根元から乾かしましょう。根元を乾かせばキレイに乾かせることができます。
順番としては、
後ろは最初に乾かします。髪の毛が最も太いところなので乾きにくいです。最後の乾かすとオーバードライになりやすいです。なるべく早く乾かしましょう。
次はサイドを乾かしましょう。ここを乾かすことでボリュームを抑えることができます。そのままにするとクセが残るのでしっかり乾かしましょう。
前髪は早く乾きます。毛先まですぐに乾きますので根元だけサッと乾かすとOKです。
つむじは他の部位を乾かすと半分以上乾いています。最後に軽く乾かすことでちょうどいいです。
毛先にドライヤーを当てないように意識しましょう!根元だけ乾かすイメージで!
2:中間~毛先乾かす
根元を先に乾かしたら中間~毛先を乾かしましょう。
中間~毛先は上から乾かすように。キューティクルが外に開いてバサバサになります。
上手く乾かすコツは真上から乾かすのではなく、少し斜めに乾かすこと!
真上からだと熱が入りづらく乾くのが遅くなります。
毛先は「根元」「中間」を乾かしたら7~8割乾きます。
ここからは弱風で乾かすと良いです(時間がなかったら強風でもOK)
毛先はなぜ弱風が良いの?
弱風だとキューティクルが開きにくいので仕上がりが良くなりやすいです!
強風だと難しいから最初は弱風で整えましょう。
3:上から冷風でキューティクルを閉じる
9割以上乾いたら冷風に切り替えてキューティクルを閉じていきます。
なお、オーバードライしたら冷風で乾かしてもキューティクルは閉じにくいので気をつけましょう。
難しい技術はいりません。誰でもできるので、ぜひ実践してください。
髪の毛が痛む原因とは?
髪の毛が痛む原因は正直たくさんありすぎて書ききれません。。。
なので、改善できそうなことをまとめました!
- 紫外線
- シャンプー剤を使い過ぎる
- ドライヤーで乾かしすぎない(オーバードライ)
- カラー・パーマ・縮毛矯正を何回もする
- トリートメントをし過ぎる
紫外線
紫外線は髪の毛の色を抜き、ダメージを蓄積していきます。高校生が夏休みに黒染めをして色が抜けていく原因に紫外線が関係しています。太陽の下にいると茶色くなります。
予防するには仕上げに洗い流さないオイルをつけることです。オイルは紫外線をガードしてくれるので色が抜けません。
おすすめはモロッカンオイルです。世界で一番有名なオイルで日本でも大人気です。ネットで買えますが、偽者が多いので必ず正規品を扱っているネットショップで買いましょう。
正規品はこちらから
シャンプー剤を使い過ぎる
シャンプー剤は使い過ぎないようにしましょう。シャンプーをすることは最重要です。しかしシャンプー剤は洗浄力があるので多く使うと洗浄力が強くなります。
また、流し忘れが多くなるのも原因です。流すには最低1分以上流します。1分以下では流しきれていません。
おすすめシャンプーはアミノ酸シャンプーです。頭皮と髪の毛にやさしくキレイに洗い流せます。
シャンプーは通常2回行います。
シャンプー1回目は1プッシュ以上(ロングは1.5プッシュ)を使って髪の毛の表面を洗っていきます。
一度で全部洗うことは難しいです。まずは油分を全体的に洗っていきます。髪の毛に付着しているホコリ、油分を流してからしっかり洗います。
シャンプー2回目は1回目に使った量の半分で頭皮を中心的に洗います。
油分が無くなっているので半分の量で泡立ちが良くなり全体的に洗えます。ここで量を多くすると頭皮を洗い過ぎになります。頭皮を洗っているときに髪の毛も勝手にシャンプーがつき汚れを洗い流しています。
こちらの動画で分かりやすく解説されています
ドライヤーで乾かしすぎる
ドライヤーで乾かしすぎると髪の毛がオーバードライします。
オーバードライとは?
髪の毛を乾かしすぎてパサパサ状態になること。髪の毛の見た目が外ハネになってしまったり、ダメージ毛にみえたりして見た目がよくないです。
乾かしすぎない髪の毛の感触が難しいんだけどどんな感じ?
オーバードライし過ぎないラインは、手で触って若干冷たいと思えるくらいがちょうどいいです。毛先が熱くなっていたらオーバードライになります。
正直、この感覚は難しいです。何回かやっているとコツがわかってきます。
動画を見て正しいやり方をマスターしよう
カラー・パーマ・縮毛矯正を何回もしない
美容院のメニューを何回もするとダメージになります。
カラー・パーマ・縮毛矯正をするとキューティクルを強制的に開き、薬剤をいれます。キューティクルを開くので一定期間ダメージが続きます。メニュー物をした後はしっかりホームケアをすることが大事です。
ドライヤー・シャンプー・トリートメントを毎日行いケアすればダメージは軽減されます。
ケアの方法はこちら↓
トリートメントをし過ぎない
トリートメントはつけすぎてしまうと髪の毛にホコリがつきダメージになります。
つけすぎってどれくらいが定義になるんだろう?
つけすぎの定義は乾かしたとき手触りがベトベトになっていることです。トリートメントは浸透させることはとても大事ですが、しっかりつけることは間違っています。
100円玉くらいだして薄く全体的につけるとがちょうどいいです。
- 紫外線・・・洗い流さないトリートメント(オイル)をつける
- シャンプー・・・シャンプー剤を使い過ぎない。アミノ酸シャンプーがおすすめ。
- ドライヤー・・・乾かしすぎる。オーバードライをしないようにする。
- カラー・パーマ・縮毛矯正・・・何回もするとキューティクルが開きダメージが続きます。毎日のケアが大事。
- トリートメント・・・トリートメントをつけ過ぎない。100円玉くらいだして全体的に薄くつける。
まとめ:ドライヤーを上手く使ってキレイに仕上げましょう
- 根元から乾かす
- 上から当てて、中間毛先を乾かす
- 9割乾いたら弱風で乾かす
- 仕上げに冷風でキューティクルを閉じてツヤをだす
ドライヤーの使い方はとても大事です!最初は難しいかもしれません。
しかしコツさえわかれば毎日早く乾かすことができツヤを維持できます。
少しでも参考になると嬉しいです!他にもヘアケ記事があるので参考にしてください!
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