
こんにちは!ハマスケです!
東京で美容師をしながらヘアケアについて発信しています!
あなたはパーマをした当日、シャンプーする派orしない派?
世の中には「パーマ後は2~3日パーマをしないでください」と言われている方が多いです。
- パーマしたらシャンプーはダメなの?
- いつからシャンプーしていいの?
- ワックスでセットした時もダメなの?
上記の悩みが尽きないです。
結論から言うと、シャンプーはしましょう!
「え、していいの?」と思った方もいるでしょう。
だけど心配いりません。
シャンプーをしても良い理由があります。
詳しく説明しますので、今回は3つに分けて説明します。
- パーマした当日シャンプーをしても良い理由
- 当日パーマをしてシャンプーした後、トリートメントをしよう
- パーマ後シャンプーをしないことも正解です
上記の3つを解説していきます。
参考にしていただければ幸いです。
パーマした当日シャンプーをしてもいい理由
パーマをした髪の毛はダメージ成分が残っているから
パーマをした髪の毛はダメージ成分(アルカリ)が残っているので、シャンプーで流さないとダメージになります。
パーマには工程がありまして、1剤→水→2剤 の順番でつけます。
初めにつける1剤がアルカリ成分を持ってます。


アルカリをつけたらパーマ剤が浸透しやすくなるんだよ!
だから1剤にアルカリが入っている!
そして、2剤でアルカリの反対「酸性」をつけてアルカリを除去します。
しかし、この2剤をつけても完全には除去できないのです。。
中までしっかり浸透させることはなかなかできません。
そこで、シャンプーが出てきます。
アルカリを除去させるためにシャンプーは大事です。
もしそのままシャンプーをせず、次の日を迎えると、大変なことになります。
空気中の酸素と化学反応が起きて、臭い成分(システイン酸)が発生。
そのまま出かけてもどんどん空気に触れるので臭くなる一方。。
なので、シャンプーはするようにしましょう。
シャンプーを優しくして汚れを落とすように
上記の説明で「シャンプーをしましょう」と言いましたが、強くシャンプーをしてはいけません。あくまでも汚れをおとすイメージでやさしく洗いましょう。

パーマをした髪の毛はとても敏感でパーマが定着していない状態です。
定着していない状態の髪の毛に強くシャンプーをすると、パーマが落ちたり、ダメージの元になります。

通常メニューもの(カラー、パーマ)は1週間休憩させないといけません。
頭皮や髪の毛が負荷がかかっている状態のまま強い刺激を与えると、髪の毛がちぎれたり、伸びたりする恐れがあるからです。

パーマ剤は日々進化してるからシャンプーしてもおちにくい
昔のパーマ剤は良くおちると言われてました。現在(2021年)のパーマ剤は強い刺激を与えない限り、ほぼおちないでしょう。

シャンプーをしてパーマがおちていたら、技術者が怠っていた可能性があります。
最後の2剤を付ける量が少なく、固定しきれてないかもしれません。
その場合はお店に電話してパーマチェックをしてもらいましょう。
シャンプーは刺激の少ないアミノ酸シャンプーを使いましょう
シャンプーはアミノ酸シャンプーを使えばほぼ悩みは消えます。
- アルカリ除去できる弱酸性成分だから
- 髪の毛と同じ弱酸性なので、ダメージがない
- 頭皮と髪の毛にやさしい
- 油分を落としすぎない
アミノ酸シャンプーを使えば+@な悩みも解決できます。
しかし、デメリットがあり、洗浄力が弱いです。
シャンプーをしてもかゆみが発生する人がいます。
その理由は油分を流しきれず、油分が酸化してかゆみの原因に。
アミノ酸シャンプーが合わなかったら他のシャンプーを使いましょう。


当日パーマをしてシャンプーした後、トリートメントをしよう
トリートメントをするとダメージ成分を中和できる
トリートメントをすると、ダメージ成分(アルカリ)を中和することができます。
トリートメントの中でも、「酸性」「弱酸性」成分がおすすめです。
アルカリは酸性をつけるとどんどん中性になっていきます。
髪の毛は弱酸性なので、中性または弱酸性になると相性がいいのでダメージになりません。
今後の髪の毛のダメージを減らせる
今後の髪の毛のダメージを減らせるので、トリートメントはつけましょう。
ダメージ成分(アルカリ)はそのままの状態にすると、悪性の成分になっていきます。
なるべくアルカリを除去するためにも、トリートメントは必須です。
しかし、アルカリを中和できないトリートメントはつけないように。
トリートメントをすると髪の毛を包み込んでいる状態。
その状態のままアルカリも一緒に包み込まれているので、ダメージが多くなる可能性があります。
上記に説明した通り「酸性」「弱酸性」のトリートメントを使いましょう。

パーマ後シャンプーをしないことも正解です
パーマを長く残したい人はシャンプーをせずトリートメントをしましょう
正直、パーマした後シャンプーをしなくても正解ではあります。
パーマが落ちる原因にシャンプーが含まれています。
しかし、ダメージ成分(アルカリ)は除去したい。
なので、トリートメントをつけるように。
トリートメントをつけずにそのままは1番危ないです。
その他にも、「刺激を与えない」「アイロンをしない」等ダメージの元になることは避けましょう。
頭皮が弱い人はシャンプーをしましょう
頭皮が弱い人はかゆみがくる恐れがありますので、シャンプーをしましょう。
パーマ剤のアルカリ剤は皮膚に強いダメージが表れます。
美容師の手が荒れる原因の1つです。
最悪カブれたり、かゆみがおさまらない原因になります。
必ずシャンプーをしましょう(もしも原因が表れたらすぐに皮膚科に)
まとめ
- パーマ剤は日々進化してるからパーマがほぼ落ちない
- アルカリを残すとダメージになるからシャンプーをしよう
- シャンプーをするときはやさしく
- アミノ酸シャンプーを使ってアルカリを除去しよう
- トリートメントを使ってアルカリを中和させよう
- パーマを強く残したい人はシャンプーをせず、トリートメントをしよう
- 頭皮が弱い人はシャンプーをしよう
世間では「パーマした後はシャンプーダメ」と思われてますが、現在(2021年)は全くの逆です。
むしろしたほうが頭皮にはうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になったら光栄です。
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